先日、友よりメールが入って、『奈良の大神神社に行かない?」という内容でした。
話によれば、その友人がどうしても最近気になっている神社だそうでした。
神社という所はもともと好きだったので、しらべないまま「良いよー」と返事。
その後なんだか聞いたことある名前だなーと思っていたら、引っ越しの時の本の整理のときパラパラめくって、かじり読みしていたページの内容がちょうど大神神社のところで、なんとなく覚えていたのでした。
おー。と思って早速、だんなさんに、少し遠出をしたいとの電話を入れると、だんなさんも
『あれ?つい最近だれかとその神社の話した。』といいます。
うんうん唸りながら思い出せば、最近、
「小学校の同級生が、仕事で名古屋にくるから本当に久しぶりにあったよー」
という出来事がありましたが、
その時に奈良の 大神神社の話をきいたということらしい。
へえー。これは奇遇だから行けば良いのかもねー。
と言うわけで、行く動機が積極的に。
そのあと、短大時代の友から、よしもとばななさんの 赤ちゃんシリーズの本が何冊か届いて、早速読んでいると、 またまた要所要所に奈良の大神神社が出てきました。 ばななさんが結婚式を挙げた神社だそう。とてもきもちのよいところと書いてありました。
これは奇遇だー。そうでもないかー。とか思いながら。
友の話によると、神社のご神体は、神社背後の三輪山という山で、昔は禁足地だったけれども、
今は許可をもらえば登ることができるとのこと。 誘われましたが、さすがに低い山とはいえ、妊娠35週の9ヶ月にて、山登りかー。と思って、今回はお参りだけというプラン。
そして、当日。奇遇が続き、大神神社にて信じられないすごい奇跡が起きました。
なーんてことは何もなかったのです。笑。鈍感だからなー.....。
が、とっても行って良かった。
(だんなさんは欠席)
面白かったのは、三輪山へ登らせてもらう入り口から、奥をのぞくと、もう、一気にテンションがあがって、登らないつもりだったけれど、急きょ登りたくなって、登ってしまったところです。
35週、来週臨月と、あらためて考えちゃったりすると、少しは心配したけれど、人より、やっぱおなかがじゃまでないのか、そんなに困らなかった。
そんなことよりも、もう、山登り的な気分に浸れることは当分ないと思っていたので、
不意打ち。そうとう興奮しました。ご神体の山というわけで、
山中の一木草、小石一つ勝手は許されなく、過剰な整備がしていないため、
木がかっこ良すぎで、あなためっちゃくちゃかっこいいねー。
という木がたくさんありました。
倒れている木の根っこも、見たことのない造形を作っていて、そちらも、大作。
現代美術家もこんなのかなわないだろなー。
すごかー。
写真、飲食、禁止。罰当たりかも知れないですが、
博物館、美術館、ディズニーランド(←ディズニーランド自体全然しらないので、勝手なイメージ。私の中では抜け目がないというイメージがあります)みたい。
いや、そんなのではまったくもってかなわないなあー。
本気で罰当たりな表現。ごめんなさい。
やっぱ、わたしが言葉にすると全然ありがちで満足出来ないけれど、
「自然さんの斬新さにはかなわないよー。」とおもいました。
オノヨーコさんの言葉で、
「空のうつくしさにかなうアートなどあるのだろうか」
というのがあるけれど、さすがな表現だなあ。
まさに、「空のうつくしさにかなうアートなどあるのだろうか」というよなきもちでした。
あとになって、妊婦は神社の鳥居をくぐってはだめだとか(でも安産祈願いくか)気の強いとこ
はだめとか、すこしネット上等で見た。
でも大満足な一日でした。登ったあとのごはんは本当にしあわせでした。
いじょう!